
こんにちは、生活介護研究所代表の坂本宗久です。
一世を風靡し、ユニットケアのモデルとして脚光を浴び、先進的に取り組み成果を挙げてきた初期宅老所ですが、三つの大きな問題が目の前に現れてきています。
@制度化されたがゆえに独自色や柔軟さがなくなってきている。
Aキャパシティの増加に伴う人材が育っていない。
B「宅老所」=「いいことをしている」と思いから進化が止まっている
もちろん今現在でもうまくやっているところはあります。しかしこの3つの問題は必ず潜んでおり、ちょっとしたきっかけで見えてくるのです。ひょっとしたらあなたのところもみえないだけで・・・
小さなハードの持つメリットなど場のもつ力が証明され、行政をはじめ各方面から脚光を浴び、宅老所であれば見学が絶えず、ほめられてきました。しかし、圧倒的介護力を持つ入所型施設が宅老所のよさを貪欲に取り入れ、レベルアップしてきたとき、宅老所はおごりが進化をとめていたのです。こういった背景の影響か、「デイサービスと宅老所の違いがわからない」との声も聞こえてくるようになりました。
だからこそ、デイサービスだから、デイケアだからできること、宅老所だからこそできることを明確にするべき時期にきているといえます。
Aの人材の問題はかなり深刻です、小規模であるがゆえにシフトに柔軟性がもてない。採用、人材育成が弱いために、せっかくいいものを築いてきたところでさえ、ベテランの退職で一気におかしくなってしまうことも珍しくありません。いや、多発しています。
今回発行したかわらばんvol.16では特養向けに見えますが、見方を変えれば、小規模ケアでハマル罠を事前に知っておくにはもってこいの内容となっています。
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2003/06/27

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